四柱推命の基礎②四柱

人の運命を読み解く、奥深く神秘的な占術、四柱推命。

難しそうに感じるかもしれませんが、基本を理解すれば、あなた自身や周りの人のことをより深く知ることができます。

今回は、四柱推命の土台となる「四柱」について、より深く掘り下げて解説していきます。

四柱推命と四柱の関係

四柱推命とは、生年月日日時をもとに、その人の性格、才能、運勢などを鑑定する占術です。

生まれた瞬間の宇宙のエネルギーを読み解き、人生の設計図とも言える「命式」を作成します。

この命式こそが「四柱」で構成されています。

四柱は、いわば建物の柱のように、命式を支える重要な要素なのです。

四柱の構成と意味

四柱は、年柱・月柱・日柱・時柱の4つの柱から成り立っています。

それぞれが人生の異なる時期や側面を表し、個人の運命を多角的に描き出します。

年柱:幼少期、祖先、社会背景

年柱は、その人の幼少期の環境、祖先からの影響、そして社会的な背景を表します。

生まれた時代や家庭環境、受け継いだ気質などがここに現れます。

  • 祖先からの影響: 家系や祖先から受け継いだ才能や課題を示唆します。
  • 幼少期の環境: 育った環境や家庭の雰囲気、両親との関係性などを反映します。
  • 社会的な背景: 生まれた時代の社会情勢や文化的な影響を示します。

年柱を読み解くことで、その人の根底にある価値観や人生の出発点を理解できます。

月柱:成長期、社会生活、仕事

月柱は、成長期における環境、社会生活、仕事運などを表します。

青年期から壮年期にかけての人間関係や社会における立ち位置を示唆します。

  • 社会性、対人関係: 周囲との関わり方やコミュニケーション能力、人間関係の傾向を示します。
  • 仕事運、適職: 仕事への適性やキャリアパス、成功の可能性などを示唆します。
  • 社会における役割: 社会の中でどのような役割を担うか、どのような影響を与えるかを示します。

月柱は、社会との関わりの中で、どのように成長し、自己実現していくかを示す重要な柱です。

日柱:自分自身、結婚、配偶者

日柱は、その人自身の本質、結婚生活、配偶者との関係性を表します。

自分自身の性格や考え方、恋愛観、結婚運などを深く理解する手がかりとなります。

  • 性格、本質: 内面的な性格、思考パターン、行動傾向などを示します。
  • 恋愛観、結婚観: 恋愛や結婚に対する価値観、理想の相手像などを示唆します。
  • 配偶者との関係: 結婚生活の調和や課題、配偶者との相性などを示します。

日柱は、自分自身を深く理解し、より良い人間関係を築くための重要な鍵となります。

時柱:晩年、子供、隠れた才能

時柱は、晩年の運勢、子供との関係、隠れた才能などを表します。

人生の後半における生き方や、次世代への影響を示唆します。

  • 晩年の運勢: 老年期における生活や健康状態、精神的な充実度などを示唆します。
  • 子供との関係: 子供との縁や関係性、子供からの影響などを示します。
  • 隠れた才能: 潜在的な能力や才能、晩年期に開花する可能性などを示します。

時柱は、人生の集大成として、どのような未来を築いていくかを示す重要な柱です。

四柱と干支の繋がり

各柱はそれぞれ「干支」と呼ばれる組み合わせで表現されます。

干支は十干(甲・乙・丙…)と十二支(子・丑・寅…)を組み合わせたもので、それぞれに陰陽五行(木火土金水)の性質が割り当てられています。

これらの組み合わせが、四柱推命の鑑定で重要な役割を果たし、より詳細な情報を読み解くことを可能にします。

四柱を読み解く意義

四柱を読み解くことで、自分自身の強みや弱み、人生における課題やチャンスを理解できます。

また、周りの人の性格や考え方を知ることで、より良い人間関係を築くヒントを得ることも可能です。

四柱推命は、単なる占いではなく、自分自身を深く理解し、人生をより豊かにするための羅針盤となるのです。

四柱推命の奥深さを理解する第一歩として、四柱の持つ意味をしっかりと理解し、自身の命式を紐解いてみてください。

そして、自分自身の人生をより深く理解し、より良い未来を創造していくための指針として活用していきましょう。

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とめきち